「年下の女子と何を話していいか分からない」
「若い子との距離を縮めていく接し方が分からない」
このような悩みを抱いているおじさん世代の男性は多くいると思います。年の差があると、どうしてもジェネレーションギャップがネックとなって、上手く話すことが出来なくなってしまいますよね。
今回は、そんな悩みを解決に導く「若い女性と心を通わせる方法」についてまとめていきます。ebizoの恋愛の師匠である甲本さんに語っていただきました。
コミュニケーション上達のためのエッセンスに通ずる内容となっています。しっかりと理解し、ぜひ自分のものとして下さいね。
目次
甲本侍滝×ebizo対談音声
以下のリンクは、甲本さんとebizoとの対談音声となります。「若い女性と話を合わせるために心掛けることは?」というテーマについて、甲本さんにお話をうかがっています。
単なる上辺のテクニックではなく、他者とのコミュニケ-ションを成立させるうえでの根本について話していただきました。
13分弱の短い対談になります。サクッと聞くことができるので、ぜひ気軽にチェックしてみて下さいね。
今回の音声では、若い女性との仲を深めていくにあたって、無くてはならないマインドセットを学ぶことができます。私のように、対女性の会話に自信がない男性にとっては、非常に参考になるものです。
⇒甲本×ebizoの対談音声はこちらから!(ダウンロードしてからお聞き下さい)
対談内容をテキストにまとめました!
今回、甲本さんに語っていただいた内容は、以下にテキストにしてまとめ直しています。
ただ単に対談を書き起こしているのではなく、対談内容をebizoなりに再構成してみました。音声よりもテキストのほうが好みという方は、ぜひ確認してみて下さい。
記事の最後には、甲本さんからのミッションをいただいています。対談で語られてた内容を体得するための、第一歩となるようなものです。
コンテンツを見聞きするだけでは、いつまでたっても変化は訪れません。しっかりと行動に反映させるようにしましょう。
若い女性との間に立ちはだかる年齢の壁
インターネットを通じての出会いが普及したこともあり、最近では若い女性と知り合うことは、そこまで難しいことではなくなりました。
マッチングアプリなどを適切に使用することによって、30代や40代の男性であっても、20代の若い女性と知り合うことが出来るようになっています。
しかし、いざネットで知り合うことが出来たとしても、そこから女性と親密な関係を築くためには、いくつかの障害があります。
その障害のうちで、もっとも厄介なもののひとつが年齢差によるジェネレーションギャップでしょう。年の差があり過ぎて、話が噛み合わないというものです。
ジェネレーションギャップは避けられない
昭和生まれのおじさんと平成生まれの女の子では、価値観やコミュニケーション様式に大きな隔たりがあります。
それらを無視して会話をしようと思っても、当然のことながら、全く意思疎通は出来ないでしょう。意思疎通が出来なければ、親密な関係になどなれるはずもありません。
「年下の若くてかわいい彼女が欲しい」
こう思うならば、ジェネレーションギャップを乗り越えることは必須となります。年の差を感じさせず会話し、女性からの信頼を勝ち取る。これなくしては、若い女性と仲良くなることはできないと考えましょう。
年下の若い女性と会話するときの大前提
では、年下の女性と交流するにあたっては、何を意識すれば良いのでしょうか。どうすれば、年の差を乗り越えて、女性と親密な関係を築くことが出来るようになるのでしょうか。
この問いに対する甲本さんの回答は、「女性の感情に寄り添う」ということです。
女性があなたに何らかの言葉を投げかけるとき、その言葉の背後には、何かしらの感情の発露があります。その感情を察知し、受け止めてあげることが必要になります。
感情に寄り添うことは、女性と深い関係になるにあたっての大前提となるものです。
女性は感情の生き物である
「男は理性、女は感情」
男女の考え方の違いは、次のように表現されます。男性に比べると、女性はより感情に重きを置いたコミュニケーションをするということですね。
感情の流れに反した受け答えをしてしまうと、いくら理にかなったことでも女性を説得することは出来ません。
たとえば、女性が仕事の愚痴を話すとき、それはその感情を相手にも共有して欲しいからです。その状況を好転させるようなアドバイスを求めているわけではありません。
ただ「仕事でイヤなことがあって、気分が悪い」という感情を受け止めて欲しいだけなのです。
「共感してあげること」が何より大事
「女性の感情に寄り添う」ということは、言い換えると、「女性に対して共感を示す」ということになります。
つまり、女性との会話・コミュニケーションにおいて大事なことは、女性があなたに投げかけてくる感情に対して、きちんと共感をしてあげるということです。
年下の女性と会話するとき、男はカッコつけたがります。その結果、自分の人生経験をもとに、上から目線でアドバイスをしようとします。これはNGな行動です。
女性が求めていることは、自分の感情をただ相手に共感してもらうということです。女性とのコミュニケーションにおいては、この「共感」が重要なキーワードとなります。
女性への共感について参考になる記事はこちら!
⇒「女性との会話で話題がない時にすべき4つのこと」
⇒「矛盾だらけの女性の言葉。女性はみんな嘘つきなのか?」
⇒「男と女の思考(考え)の違いを知り、女の本能を理解する。」
おじさんでも出来る若い女性との会話法
女性との関係を深めるにあたって大前提となるのが、「共感」をベースにしたコミュニケーションです。この点、理解していただけたかと思います。
では、より具体的には、「あなたに共感している」という気持ちをどのようにして女性に伝えていけば良いのでしょうか。
甲本さんによると、「共感を示すために大事なことは、相手の女性と感情のキャッチボールをすることである」ということになります。
つまりは、相手の女性が投げかけてきた感情を、そのまま女性にも投げ返してあげるということですね。
感情のミラーリング
この女性との感情のキャッチボールは、感情のミラーリングと言い換えることができます。
ミラーリングとは、「相手の仕草や行動を真似る」というコミュニケーション方法です。心理学の分野の言葉ですね。感情のミラーリングとは、相手の女性の感情に自分の感情も合わせていくということになります。
たとえば、女性が「職場で失敗をしてへこんでいる」という話をしてきたとします。
この場合において、男性がするべきことは、女性の感情に合わせて一緒にへこんであげることが必要になります。具体的には、「そりゃあ大変だったね…」などという言葉を投げかけてあげることです。
言うなれば、感情のミラーリングは、感情のオウム返しと言うことも出来るでしょう。
女性に合わせてのギアチェンジ
感情の発散の仕方は、個人個人で変わってきます。
ある女性は、ものすごいスピードと勢いで感情をまくし立てるかもしれません。また、ある女性は、か細い声でポツリポツリと感情を漏らしていくかもしれません。
ここで大事なことは、男性側の対応は、眼の前の女性の感情の出し方に合わせる必要があるということです。
テンションが高くノリノリで話す女性には、それに合わせてこちらも気張る必要があります。落ち着いた感じでゆったり話す女性には、それに合わせたスローテンポな会話が必要になります。
この眼の前の女性に合わせたテンションやテンポの調整を、甲本さんは「ギアチェンジ」と呼びます。
車のギアを一速、二速と変えていくように、眼の前の女性のタイプに合わせて、こちらの受け答えも変えていくというものです。
理想は相手よりも少しだけ高いテンション
ギアチェンジには、ちょっとしたコツがあります。それは、相手の女性のテンションよりも、こちらのテンションを少しだけ高く設定するということです。
ちょっとだけテンションが高い状態で接すると、女性は「この人といると元気が出て楽しい」と感じてくれます。女性にとって居心地の良いコミュニケーションが出来るということですね。
ただ、気を付けなければいけないことは、こちらのテンションは上げすぎても下げすぎてもダメということです。テンションを上げすぎて接すると、「この人といると疲れる」と思われてしまいます。
また、テンションを下げすぎて接すると、「この人といるとこっちまで萎えてくる」と思われてしまいます。相手の女性が心地よくなるレベルのテンションを見つけなければいけないということです。
目指すべきは無我の境地
「ギアチェンジ」をするにあたって大事なことは、男としての自分の特性・個性を一旦消し去るということです。女性がどう出てくるかによって、男性側の態度は変えていく必要があります。
あなたがせっかちで速いテンポで話すのが好きだったとします。しかし、そのような場合でも、眼の前の女性がおっとりしていたら、それに合わせてテンポを落とすことを心がけなければいけません。
甲本さんが言うには、「モテる男の究極は無我の境地だ」とのことです。女性の感情に寄り添うためには、一度、自分の主義主張を捨て去る必要があるということですね。
相手の女性に合わせて、柔軟に対応していく。これは、一見すると簡単に思えることですが、中々に実践が難しいことです。常日頃から意識して行動するようにしましょう。
若い女性との会話で見知らぬ話題になった時には?
ここまで述べてきた「感情に寄り添った」コミュニケーションを意識すれば、たとえ一回り以上年下の若い女性が相手でも、女性に「この人といると心地良い、楽しい」と思ってもらうことは可能です。
その結果として、深い関係になることも、決して夢物語ではなくなります。
とはいえ、年の差が開いた若い女性と話していると、自分に馴染みのない見知らぬ話題を投げかけられることもあるでしょう。
- 流行りの映画やマンガ
- トレンドのファッション
- 好きなアーティストやアイドル
- 人気のカフェやスイーツ
30代~40代のおじさんにとっては、守備範囲外のお題ですよね。
全く知らない話題に関しては、感情のミラーリングをするにも出来ないでしょう。そのような場合は、どう対応すれば良いのでしょうか。
知ったかぶりはしない
まず、絶対に避けなくてはいけないことは、「知ったかぶり」です。
「知らない話題を女性から振られた時に、うすぼんやりした知識で返答しようとしてしまう」
このように対処してしまう方は多いのではないでしょうか。本当は知らないのに、知っている体で話を進めてしまうというものですね。
この知ったかぶりは、十中八九、女性から見破られます。そして、知ったかぶりをする男性は、女性からは「自分に自信のない人」と認識されてしまいます。
知ったかぶりは、女性からの確実なマイナス評価につながるものです。無知とレッテルされる恐怖があるのは分かりますが、知ったかぶりをすることはやめましょう。
無理に話を合わせようとするのもNG
知ったかぶりとまではいかずとも、若い女性との会話が盛り上がるように、事前にネタを仕込んでおくという方もはいると思います。
たとえば、女性誌を読み漁って、若い女性に流行っているものをチェックするなどです。しかし、残念ながら、これらの努力も若い女性のあなたに対する好感度UPにはつながりません。
上っ面の知識での会話になってしまうので、女性の「共感して欲しい!」という気持ちを満たせないためです。女性は男性の下心に敏感です。
そのため、モテようと必死になっているのがバレてしまいます。その結果として、「この人キモい」と思われてしまうのがオチです。
知らないことは質問してみる
では、知らない話題を女性が投げかけてきた場合は、どのような対処をすれば良いのでしょうか。甲本さんによると、ベストな対応は「無知を認めたうえで女性に質問する」ということです。
「その俳優のこと、全然分かんないんだよね」
「どんな作品に出てるの?おすすめ教えてよ」
こんな感じで、質問を通じて、その話題に対する歩み寄りをすることが大事になります。
「その話題に興味がある」という素振りを見せることは、女性に共感を示しいることにつながります。そのため、女性も、嬉々として、語りだしてくれるはずです。
女性に質問する力に関して参考になる記事はこちら!
⇒「初対面の女性と打ち解ける超王道な会話テクニック」
⇒「初対面の女性と打ち解ける術」
⇒「女性との会話が続かない5つの理由と具体的な解決方法」
⇒「【会話スキル】質問力と、女性に嫌われないための注意点」
まとめ:大事なのは、相手の感情に寄り添うこと
年齢に差がある以上、若い女性との会話において、ジェネレーションギャップが生じるのは仕方のないことです。
この障壁を乗り越えて若い女性と親密になるためには、「女性の感情に寄り添う」というマインドセットが必要になります。女性の話に共感してあげることで、その場の心地よさを演出しましょう。
女性が自分に馴染みのない話題を振ってきたら、「詳しくないから、教えてよ」と質問しましょう。
その話題に興味があるというアピールにもなり、女性への共感を示すことにもつながります。若い女性と仲良くなるにあたっては、このような女性の感情の動きをつぶさに観察することが大事です。
甲本侍滝からあなたへ:今回のミッション
以下の課題は、今回の対談を踏まえて甲本さんが設定した行動目標です。座学だけで終わることなく、きちんと行動に移すようにしましょう。若くて可愛い彼女を作ることにも、直結する内容となります。