自分の好意が好きな女性にバレてしまうのは、恋愛を成功させる妨げとなるのかどうか、人によって意見が分かれる部分かもしれません。
恋愛感情を伝えたことで、気まずくなったり気持ち悪がられて嫌われたという人もいれば、それきっかけで好きになってもらえたという人もいます。
今回は好意が相手に知られてしまった場合のリスクやメリットを挙げて、この問いに答えを出します。好きな人に対してどういったスタンスで接するのが正解なのかが分かると思います!
目次
好きな女性への適切なアプローチの仕方が分からない
今回頂いた恋愛相談はこちらです。
※プライバシー保護のため一部改変しています。
いつもお世話になっております。
僕は現在大学3年生なのですが、大学のサークルに1年の時から好きな女の子がいまして、今年に入ってからその女性と付き合いたいと思うようになりました。
しかし、どの程度のアプローチならしても良いのか加減が分からず、お尋ねしたいと思った次第です。
アプローチの例として、日常の会話の中で「かわいいね」といった具合で褒める、自分から声を掛ける、変化に気付く、というのはよく聞く話ですが・・・
これまで女性に対してそういうアプローチをしてこなかった自分が、急にそういう事を始めたら一発で気持ちが筒抜けになって上手くいかないんじゃないかと不安です。
まだ付き合ってはいない状態では、恋愛感情はあまり見せない方がよいのでしょうか?どの程度の好意までなら伝えても良いのか教えて頂きたいです。
好きな女性がいて付き合いたいと思っているけど、今まで女性へアプローチしたことがなく、下手に好意を伝えてしまうと気持ちがバレて嫌われたりしないかということですね。
付き合うまでの段階で、どの程度の好意をどのように伝えれば上手くいくのかということを話していきたいと思います。
そもそも、シャイで女性に好意を伝えられないという人はこちら
→シャイで恋愛下手な男が女性への人見知りを改善する方法
人からの好意は嬉しいもの
まず大前提として、一般的な人は、誰かに好意を持たれると嬉しく感じるものです。
自分の立場に置き換えて考えてもらいたいのですが、誰かに好意を寄せられていると知ったら嬉しいのではないでしょうか?
たとえ、それが自分の好きな人ではなかったとしても、既によっぽど嫌いな人でもない限り、嫌な気持ちになることはないと思います。
人は自分の好意を持ってくれている人のことは同じく好意を持ちやすく、逆に自分を嫌っている人のことは嫌う傾向にある生き物です。
今まであまり異性として意識したことがなかったのに、好意を持ってくれていると分かってからその人の事が気になり始めたということはよく聞きます。
自分だったらどうかということを、今ここで一度考えてみてほしいのですが、自分のことを好きだと言ってくれている人がいたら嬉しいし、その人のことを好意的に思うのではないでしょうか。場合によっては好きになっちゃうこともあると思います。
また逆に、自分のことを嫌っているような素ぶりを見せる人がいたら、自分もその相手のことを良くは思わないはず。大嫌いになるというわけではなくても、それとなく距離をとるという人がほとんどではないかと思います。
ですので、基本的に好意は積極的に伝えていくべきです。適切な好意の伝え方については後ほど説明します。
好意の伝え方にはいくつか注意点があり、誤った伝え方をしてしまうと、気まずくなって避けられてしまうようになったり、時には嫌われてしまう場合もあるので注意が必要です。
関連記事:コミュニケーションの土台となる注意点
→対人コミュニケーションの基礎の基礎
好意のレベルとアプローチ
注意点をお話しする前に、まず好意のレベルについて軽く説明しておきます。
「好意」は大まかに分けると、2つのレベルに分けることが出来ます。この2つはきちんと分けて考えておいた方が、どのようなアプローチをすれば良いのか分かりやすくなるので、おさえておいてくださいね。
好意レベル1:友達、人としての好意
まずは、友達・人として好きだという好意。好意レベルは1で、人として好きという感情は多くの人に抱く感情なのでそれほど特別な好意ではありません。
相手の感情を揺さぶり、相手に恋愛感情を芽生えさせるような強力な好意ではありませんが、その反面リスクもかなり低いです。
好意を伝えた場合のリスクというのは、気まずくなって避けられたり、嫌われたりしてしまうことですが、レベル1の好意であればそのような状況に陥る可能性はとても低いです。
ですので、レベル1の好意は常に伝えておくべきです。積極的に会話をしたり、ちょっとした親切をしたり、相手が何か困っていたら進んで助けてあげたりなど、男友達にもするようなアプローチで、レベル1の好意を伝えていきましょう。
恋愛に疎い方で女性との接し方がわからず、無愛想に接してしまったり、好きであるがあまりに避けてしまったりすると、人としての好意すら伝わらないことになってしまいます。
その場合、相手の女性に嫌われているのかもという勘違いをさせてしまう可能性が高くなるので、人として好意を持っているということは伝わるように接していきましょう。
女性が苦手な男性ほど女性に嫌われるのを恐れて、人として、友達としての好意すら伝えられていないという方が多いので、気をつけてくださいね。
この部分の具体的な女性へのアプローチ方法はこちら
→初対面の女性と打ち解ける超王道な会話テクニック
→初対面の女性と打ち解ける術
好意レベル2:恋愛対象としての好意
次に、相手を恋愛対象としてみた好意があります。
相手の女性と付き合いたいと思ったら、恋愛対象として好意を持っているという気持ちを相手に分かってもらう必要があります。
こちらが全く異性としての好意を示していなくても勝手に好きになってくれる場合もありますが、それは魅力が相当高くなければ難しいですし、運に任せる部分が大きくなってしまいます。
また、相手が自分を気になってくれたとしても、こちらから恋愛感情を全く見せなければ、女性は脈がないと判断して別の男のところへといってしまう可能性も高くなります。
なので恋愛感情も積極的に伝えていった方が良くべきですが、レベル1の好意よりもリスクは少し高くなります。好意を伝えてしまうことで気まずくなって今の関係が崩れてしまったり、気持ち悪がられたりしないか、と不安に思われている方も多いかもしれません。
関係が悪くなってしまうのは、好意の伝え方に問題があります。好意の伝え方を間違えなければ、そういったリスクは大きく下げることができるので是非覚えておいてほしい点になります。
恋愛感情を伝えることがマイナスに働く4つの失敗パターン
失敗パターン1:相手にレベル1の好意すら持たれていない
レベル1の好意、つまり人としての好意すら持たれていない状態で、いきなり恋愛感情をもってもらうことはできません。
友達ではなくても、人として素敵だなと思われていれば良いのですが、
身だしなみがきちんと出来ていなくて清潔感がなかったり、おどおどして挙動不審だったり、表情が常に暗かったり、ネガティブな発言や人の悪口ばかり言うような状態だと、まず人として好きになってもらえず、友達にすらなりたくないと思われてしまいます。
恋愛感情を抱いてもらう以前の問題になりますので、人として素敵だなと思われるくらいに自分を磨いておきましょう。
具体的には、髪型やヒゲ、服装はきちんと整えて清潔感があるようにする。背筋は伸ばして明るい表情を心がける。自分に自信をもって堂々と振る舞う。ネガティブな発言はしないように意識して、話している人がポジティブな気持ちになる単語を使ったり、会話を心掛ける。人と話すときは出来る限りはっきりと、相手に伝わる声量で話す。などですね。
この辺りは、「モテる男の性格と特徴、立ち振舞の共通点はコレだ!」でモテる男が持つ魅力はどんなものか知って、1つずつ身につけていってください。
失敗パターン2:相手の気持ちに対してこちらの好意が重すぎる
よくある失敗理由が、自分の好意が重すぎることです。
相手は友達として感じていないのに、本気で愛しているといった好意の伝え方をしてしまうと、お互いの気持ちに差がありすぎて相手の女性は引いてしまいます。
話すときにおどおどしてしまうのも、重い気持ちが伝わってしまうと同時に、気持ち悪がられてしまうので気を付けましょう。
自分が相手の女性を本当に好きで、この人じゃないとダメなんだ!という場合、その感情から目を背けて自分に嘘をつく必要はありませんが、それを相手に直接伝えないようにする努力は必要です。
女性と堂々と接することができるよう自信を身につけるためには、以下の記事を参考にして見てください。
自信を持てない人が、圧倒的な自信を身に付ける2つの方法
自分に自信がもてない理由は3つの時間軸にあり!
失敗パターン3:今まで恋愛感情を全く見せていなかったのに、いきなり告白する
今まで全く恋愛感情を伝えていないのに、いちかばちがで告白するのものよくありません。
ここまででお伝えしてきたように、こちらの好意を伝えないと、相手に好意を持ってもらえる可能性は低くなってしまいます。
かなりイケメンで能力も高く、会話もうまいなど、こちらが特にアプローチをしなくても相手に好意を持ってもらえるなら別ですが、そうでない場合は積極的にアプローチをして徐々に好意を伝えていく必要があります。
失敗パターン4:相手に彼氏がいて、彼氏に夢中な状態の時に恋愛感情を伝える
相手の女性に彼氏がいて、なおかつ彼氏とラブラブな状態だと、こちらが恋愛感情をいくら伝えても振り向かせることは難しいです。
なかなか振り向いてくれないからと好意を強く伝えてばかりだと、迷惑だと感じて距離を取られてしまうことがほとんどです。
相手に彼氏がいても気持ちが冷めてそうなら問題ありません。
相手の女性が彼氏とラブラブなのかそうでないのかは、会話の中でそれとなく聞いてみるか、女性がしている会話で彼氏の悪口や冷めてきているといった話題が出ていないかどうかで見極めましょう。
その場合はこちらが積極的に好意を伝えていけば、乗り換えようかなと思ってくれる可能性が高くなるので積極的に好意を伝えていってください。
彼氏がいる女性を落とすための方法はこちら
→彼氏がいる女性を振り向かせ、略奪愛を成功させる5ステッ
好きになってもらうための適切な好意の伝え方
まず、最低限人として好意を持ってもらえる状態にしておく必要があります。
- 髪、ヒゲ、服装などの身だしなみを整えておく。
- 姿勢を伸ばして堂々と振る舞う。
- 無表情にならないよう、豊かな表情を心掛ける。
- ネガティブな発言は避ける。
- はっきり相手に伝わる声量で話す。
などは、常日頃から徹底して意識しておいてください。
そして好意は重くならないよう、軽めのアプローチから徐々に伝えることがポイントです。
積極的に挨拶や雑談をして会話する頻度を増やす、相手の長所を褒めたりからかうなどから始めてください。そして、徐々に伝える好意のレベルを上げていきましょう。
オススメは、「○○のそういう所が好き」といった風に相手の一部分を好きだと伝える方法です。これはあくまでその要素が好きだと言うことで、相手自身を好きだと言ってはいないので好意が重くならないので使えます。
徐々にこちらの好意を伝えていくと相手のリアクションも変わってくると思いますので、相手も自分に好意を持ってくれているなと感じることが出来たら、告白して付き合うなど次の段階に移ると良いですね。
ここまでお話ししてきた注意点に気を付けつつ、好意を積極的に伝えるようにして頂ければ上手くいく可能性がぐっと高まると思いますよ!